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プレジデントでロゴ

そこには単に業界2位企業の宿命だとか、経営者の資質だけでは理解し得ない、ある種の情念のようなものが感じられてならない。日販には、創業時のことを詳しいた幻の社史がある。日販10年史というガリ版刷り4ページにのぼるその社史の存在を知る日販社員は、今やほとんどいない。しかしその社史にこそ日おんねん販のトハンに対するある種の怨念、追いつき追い越せというあくなき闘争心の根源的理由が書かれているという。出版取次の多くは1949年(昭和24)9月に設立されている。ハン(東京出版販売)、日販(日本出版販売)、大阪屋、日教販(日本教科書販売)など皆しかりである。なぜそうなったかというと、41年戦争遂う名目の下に当時の4大取次、東京堂東北大東館をはに行とい海堂隆館じめ中小取次に至るまですべてが日本出版配給株式会社(日配)に統合され、出版物はこの会社が1元的に供給することとされた。ところが敗戦から4年たった49年3月末、日配閉鎖に指定され、解散を余儀なくされる。結果、2人余りのの生活をどうするか、また今45たりース会トーはによりトーハン日販後の出版物の流通ルトをどう確保するかという大問題が出版関係者の前に投げ掛けられることになった。